住宅診断の事例
先日実施した住宅診断の実例です。この写真は外壁の表面を撮影したものです。
窯業系石目調の外壁です。一見問題なさそうですが・・・・。
外壁表面をなぞってみます。
すると・・・
写真のように劣化した塗料が付着します。
この状態をチョーキングと呼びます。
一般的に劣化していない外壁はチョーキング現象は発生しません。
このチョーキング現象が発生するとそろそろ外壁塗装のタイミングです。
見ただけではわかりませんので確認する際は外壁表面をそっと撫でてみましょう。
では一体何年くらいでチョーキングが発生し、外壁再塗装のタイミングとなるのでしょうか。
答えは塗膜品質や日当たり状況により一概には言えませんが、
新築から10年を超えてきた時期に確認することをおすすめします。
再塗装に使用する塗料もグレードが様々です。将来のメンテナンス費用を踏まえ
よく考えて検討しましょう。
最近の外壁は30年間の塗膜保証するような高品質の窯業系外壁も存在します。
結果論になりますが高品質な外壁を新築時に採用したほうが費用対効果は高かったかもしれませんね。