小学校では少年野球のエース。なのに中学でバレー部に入った理由

*このブログは業務には一切関連しておりませんのでお時間がある方のみ御覧ください。

小学校時代、私は少年野球をやっていました。
エースで4番ピッチャー、そしてキャプテン。
だから中学に入ったら、当然のように野球部に入るつもりでいました。

ところが――。

入学時からいわゆる成長膝で膝の痛みがありましたので、「部活どうしようかな」
と少し様子を見ていたんです。
しばらくして痛みも引いてきたので、
満を持して野球部の監督のもとへ入部届を出しに行きました。

すると、まさかの一言。

「部員が多いので……どうかな?」

え?

小学校での僕の活躍を知らないんですか?
心の中で速攻ツッコミを入れました。

すると追い打ちをかけるように、

「バレー部なんか、いいんじゃない?」

と、半ばどうでもいいような提案。
しかもその場に、たまたまバレー部の監督までいる。

あれ、これって何かにハマってる?―
そう気づくのに、時間はかかりませんでした。

「まあ、見学だけでもするか」

そう思って体育館に足を運んだ私は、
そこでとんでもない光景を目にします。

ズバーン!!
バシーン!!

体育館中に響き渡る轟音。

何事?と思って覗いてみると、
ちょうどバレー部の先輩たちがアタック練習の真っ最中でした。

これが、すごい。

アタックされたボールは鋭角にフロアへ叩きつけられ、
その反動で2階の観客席まで跳ね上がってくる。
しかも全員、当たり前のように。

圧倒されて、ただ立ち尽くす自分。

現在に置き換えるとまるで「実写版ハイキュー!!中学編だ」と言い切れます。

後で知ったことですが、
通っていた中学のバレー部は県内屈指の強豪校。
全国大会出場は確実、という前評判だったそうです。

改めて先輩たちを見ると、
確かにみんな長身で、
Tシャツの下には6パックの腹筋が透けて見える。

その瞬間、心の中でこんな声が聞こえました。

「全国大会は東京でやるらしいぞ」
「ということは……俺も東京に行ける?」
「もちろん、応援だけどな」

邪心、全開です。

気がつけば、いつの間にかバレー部の入部届を提出していました。

少年野球のエースだった私。
こうしてバレー部員としての一歩を踏み出すことになったのです。

(つづく)

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