アスベストの調査について

健康被害をもたらす恐れのあるアスベストですが、
リフォーム工事を実施する際にも注意が必要です。
アスベストは、建物の中で多くの箇所に使用されていましたが、
健康被害拡大を防止するため法整備されております。

平成18年(2006年)9⽉から石綿の製造・輸⼊・使⽤などが禁⽌されました。
それ以前に着⼯した建築物等には
石綿を含む建材や塗料が使⽤されている可能性があるとされております。
つまり、つい18年ほど前までは石綿が使用されていたかもしれないことを考えると
昔の話であると切り捨てるわけにはいかない事案であるといえます。

そのため、壁に穴を開けるような小規模のリフォーム工事でさえ規制の対象となります。
例えばエアコン工事においても注意が必要となり、
エアコン用配管穴の穴あけを行う際にも、
石綿が使用されていないかの事前確認が必要になりました。

事前確認でまず必要となるのが
対象の建物がいつ建築されたかということになります。
平成18年(2006年)9⽉以降に建築されたことが分かる建物は
石綿が使用されていないとされます。
逆を言うと平成18年8月31日以前に着工された建築物には
施⼯箇所に石綿等を含む建材がある可能性があると判断され、
石綿を使用した建材があるのかないのか調査を行う必要があります。
調査費用などの新たな負担が生じることになりますが
規制の主旨を十分認識しながら勧めていくべきものであると言えます。

「自分の家はどうなんだろう?」と疑問が生じたり、
より詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。

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