フラット35の基準が変わりました
フラット35の技術基準への適合性を確認する適合証明にも影響が出てきております。
例えばフラット35S(金利Bプラン)のうち、
中古タイプ基準のバリアフリー性
(手すり設置および段差解消)が
2022年度10月以降の制度変更によって
廃止されました。
この基準は浴室と階段に手すりが
設置されていればよく、
比較的ハードルが低かったので
すでにクリアしている中古住宅も多いですし、
クリアしていない住宅でも手すりを設置することは他の基準よりも容易でした。
基準の見直しは、
省エネルギー性を担保する住宅を多く確保したいところに矛先が向けられ、
より断熱性能が高いことが求められて来ております。
昨今の光熱費高騰のあおりを受けるのは
省エネルギー性の低い住宅であることは自明です。
特に、
これから本格的な冬が間近に迫っておりますが
家の中で快適に過ごすために十分なエネルギーは、
より高気密高断熱であればあるほど少なくてすみます。
住宅ローンの金利も気になるところですが
光熱費も月々支払うことを考えると総じて
省エネルギー性の高い住宅の意義はますます高まっていくことでしょう。