こどもみらい住宅支援事業
こどもみらい住宅支援事業なる補助事業が始まりました。
すまい給付金制度が昨年で終了し、
お家を取得する方へのメリットが少なくなったなと感じていた矢先の政策であります。
「こどもみらい住宅支援事業」
と言われてもいまいちピンとこないの方は私を含め少なからずいらっしゃることと思います。
一体どんなお得な内容なのでしょうか。
「こども」の「みらい」から連想される環境問題。
政府が策定している「エネルギー基本計画」に則り
「2050年カーボンニュートラル」
「2030年度の温室効果ガス排出46%削減(2013年度比)、さらに50%削減の高みを目指す」
という高い目標に向けた取り組みの一つ。
それに対してお家を求めるみなさんにとっても経済的にお得であることは無論、
省エネ性の高いお家にすることで
住む方にも環境にもメリットがある
ウイン・ウインの施策であることは間違いありません。
昨今の情勢を鑑みると建設業界を取り巻く問題は、
建材価格の上昇、不安定な供給量が影響で納期の遅れ、人手不足など、
あまり聞きたくないことばかり。
住宅ローンの金利の行く先も気になります。
将来を(いかにも)見据えたような情報はネットを開けばこの時代、
いくらでも見つけることができます。
一喜一憂しても誰にも正しい将来を見据え、
導き出す事は容易なことではありません。
確かなことは、
これからの将来を担ってゆく若い世代は今を受け止めつつ
一歩一歩進んで行かなければならないことです。
若い世代が安心して社会生活を送り、子育てができるようにする。
こんな事が課題であることは随分前から分かっていたはずですよね。
それならば若い世代を応援する施策がもっともっと
たくさん出てくることは必然的であるような気がします。
建築、不動産を生業としている私達も
社会の一翼を担いでいるものとして
当該事業の意義を認識し、
明るい未来に向かってすすめることを願ってなりません。